発酵とは、食材に元々含まれる成分を分解・合成し、新たな成分に変化させることをいいます。これにより、我々は様々な恩恵を享受することとなります。元の食材よりも香りや味が豊かになるのはもちろんですが、栄養価も高くなり、保存性も向上するのです。 朝食ひとつとってみても、味噌汁に納豆、漬物や鰹節など普段何気なく口にしているものも実は発酵食品なのです。
世界を見渡しても、日本ほど発酵食品が豊かな国はありません。高温多湿なこの国の気候は、発酵をつかさどる微生物の生育に最適だったのです。味噌・醤油・酢・みりんなどの調味料や、納豆・塩辛・漬物などの食品も、全て日本の優れた発酵技術によってつくられています。発酵食品に対する化学的根拠の無い時代に、様々な食材・気候風土に合った発酵技術を確立した先人に、我々は感謝しなければなりません。
野草酵素もそんな日本の発酵技術を駆使してつくられています。野草のふるさと、妙高山麓などで採れた66種類の野草・野菜・果物に、乳酸菌・酵母菌など52種類の有用菌を加えてゆっくりと1年2ヵ月かけて発酵・熟成されるのです。